ジャンプ人気の秘密2


三原則で少年誌のトップを突き進む少年ジャンプ。
創刊時10万部だったものが、1980年代には300万部突破。
それ以降にもぐんぐん部数を伸ばし、
1995年、ついに、前人未踏の653万部という記録を作りました。


653万部ですよ。買った人が635万人ですからね。
当然学校での回し読みや、飲食店などで複数の人が読むパターンもありますし、
うちのADのノムラくんに至っては、
幼少期からずっと立ち読みで通して、一度も買ったことがない、しかし読み逃したものもない。
こういう強者もいるということも考えられますとですね、
下手すれば1000万人がジャンプを読んでるということになりはしないでしょうか。


では、なぜそこまで人気があったのか。
三原則以外にももうひとつ、特徴的な秘密がありました。
それは、


徹底したアンケート至上主義。


読者アンケートの結果が悪ければ、物語に関係なく、打ち切り。
アンケートの結果がよければ、連載はいやがおうにも続く。といったルールがあるんですね。


はーこういうことだったんですよ。なるほどね。
私今気がつきましたよ。
TOMORROWもアンケートの結果さえ良ければ、終わりは来ないんですよ。
ていうことですよ。
こち亀、今年30年です。単行本150巻ですよ。
それもこれもすべて、アンケートのおかげなんです。
アンケート。侮るなかれ。
そしてリスナーの皆さん、アンケートよろしくお願いします。
私のストーリー、学歴とか年齢も、アンケート次第でいくらでも変えますから。
もういくらでも変えちゃいますよ。番組の構成とか。
あの、武器とか使えるようになります。免許とか取ります。


※曲;スガシカオ「真夏の夜のユメ」